atafuta193

 
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atafuta

Popular Pages


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Vol.193 11 2014年 月号 沖縄県石垣島の泡盛 『白百合』 の蔵元・白百合酒造が東京 APIA40 にて 前代未聞の宴を開催!蔵主でシンガーの 【池原コーイチ】 が、 同じく石垣島から の宴 2014 【ぴらつかるてっと】 、 長野から 【タテタカコ】 を引き連れて東京にやってくる! 11.8 タテタカコ ぴ ら つ か る て っ と 池原コーイチ

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※各日入場時に1ドリンク(¥500〜)別途オーダーいただきます。 Live Schedule 2014 November 5 OPEN 19:00 / START 19:30 ADV ¥3000 / DOOR ¥3500 3 昼の部 OPEN 13:30 / START 14:00 ¥1500 6 OPEN 18:30 / START 19:30 ADV ¥2000 / DOOR ¥2300 夜の部 OPEN 18:00 / START 19:00 ¥1500 11 OPEN 18:30 / START 19:20 ¥1500 12 OPEN 18:30 / START 19:20 ¥1500 13 OPEN 18:30 / START 19:20 ¥1500 17 OPEN 18:30 / START 19:20 ¥1500 18 OPEN 18:30 / START 19:20 ¥1500 19 OPEN 18:30 / START 19:20 ¥1500 20 OPEN 18:30 / START 19:20 ¥1500 24 昼の部 夜の部 OPEN 18:30 / START 19:20 25 OPEN 19:00 / START 19:30 ADV ¥3000 / DOOR ¥3500 26 OPEN 18:30 / START 19:20 ¥1500 27 OPEN 18:30 / START 19:20 ¥1500 ¥1500

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1 昼の部 OPEN 12:30 / START 13:00 ¥1500 2 昼の部 OPEN 13:00 / START 13:30 ADV ¥3000 / DOOR ¥3500 夜の部 OPEN 18:30 / START 19:00 ADV ¥2000 / DOOR ¥2300 夜の部 OPEN 18:00 / START 18:30 ¥500 7 OPEN 18:30 / START 19:20 ¥1500 8 OPEN 18:30 / START 19:00 ADV ¥2500 / DOOR ¥3000 9 昼の部 夜の部 OPEN 18:30 / START 19:00 ADV ¥2500 / DOOR ¥3000 14 OPEN 18:30 / START 19:00 ¥1500 15 夜の部 OPEN 18:00 / START 18:30 ADV ¥3000 / DOOR ¥3500 16 昼の部 OPEN 13:30 / START 14:00 ¥1500 夜の部 OPEN 18:30 / START 19:00 ¥1500 OPEN 22:30 / START 23:00 ¥1500 21 OPEN 18:30 / START 19:20 ¥1500 22 昼の部 OPEN 13:30 / START 14:00 ¥1500 23 昼の部 夜の部 OPEN 18:30 / START 19:00 ADV ¥2000 / DOOR ¥2300 OPEN 18:30 / START 19:00 ¥1500 28 OPEN 18:00 / START 18:30 ¥5000 29 OPEN 17:30 / START 18:30 ¥2000 30 昼の部 OPEN 13:00 / START 13:15 ¥5000 夜の部 OPEN 18:30 / START 19:00 ¥1500

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タケヒロ雄太 いつものライブハウスでオールナイト上映を過ごし終え、 学芸大学の駅へと歩 いていく。 高架横、 向かい風に逆らう足音が聞こえる。 髪の先から爪先まで、 ビリ ビリと風が当たる音を聴きながら、 細めた目で先へと進んでゆく。 疲れて重い足 取りなのに、 ふと前を歩く女性の背中を追ってみた。 カツカツカツと地面を刺し ていくハイヒールの音が、 私の指と指の間をゴーっと抜けていく風の音と絡み 合う。 大気の流れていく重低音、 高架の脚の隙間から流れる不気味な高音、 旗と 窓ガラスが揺れ奏でる破裂音、 犬の発声。 街に溢れている音達が、 風のタクトの 下でセッションを始めた。 やがて遠ざかるハイヒールの音と共に、 ガタンゴトンと電車が駅に着く。 アンサ ンブルは突如として終演し、 また眠い日常の時間が動き出す。 たなびく細い一筋の雲に、 紅い朝陽が差し込むのを窓から眺めながら。 タケヒロ雄太 ここ碑文谷アピア 40 にて活動する、 上映集団ハイロのメンバー。 フィルムを使ったダイレクトイメージ、 パフォーマンスを行っている。 次回ハイロは 11 月 14 日。 その次は 2 月シネマフェストあり。

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哲史の部屋 皆さんは 『家庭訪問』 とか 『保護者面談』 という言葉 にどんな印象を持ちますか? のような事を言う (前述のドラマのまね?バービー ボーイズのまねとかか?) 等々。 「学校で大人みた いな事を言うんじゃありませんっ!!」 って母自 僕にしてみたら、 母親と学校の先生が接点を持った ところに、 まあロクな事があった試しはなかったの です。 先生は僕の問題行動を引っ張り出しては母 の怒りに火を着け油を注ぎ煽るだけ煽って、 後で僕 がどんなに恐れおののく事になるかなんて知る由 もないのでしょうよ。 体育の日に体操服を忘れる、 水泳の日に海パンを忘れる、 工作に必要な牛乳パッ クを忘れる (そもそも連絡帳にその旨記載してい ない) 、 採点済みのテストを持ち帰らず机の中にた め込んでクシャクシャになってたりする (そこそ こ点数良かったりもする) 、 大人向けのドラマを見 ている (多分 『ふぞろいの林檎たち』 とか?) 、 大人 体育が好きなら喜んで体操服を持っていくでしょ うよ (ライブをやるのにギターを忘れたことはあ りません) 。 泳げもしないのにどうして海パンを 持っていくのでしょうか (ドラム叩けないのにス ネア背負って家を出ますか?) 。 牛乳パックで何か を表現したくなったら学校へなんて持っていかず にその場でやるでしょうし、 テストを持ち帰らな かったのはそんなに悪い点ではなかったからだ (便 りがないのは良い便りってね) 『 。大人みたいな事を 言う』 件に至っては、 僕が社会人になった後、 母自 身が 「別にそれの何が悪いっていうのよねぇ、 うる さい先生だったわねぇ」 なんて言う始末。 …お母さ ん、 僕のプチ反骨精神はきっとあなた譲りだ。 しかし、 どんなに怒られても僕の行動が改まること はありませんでした。 というより、 改むべきと思っ ていなかった。 いったい何が問題だというのでしょ う?これが故にどんなひどい大人になるというの でしょう? 身も自分の息子に何を怒っているのか良くわかっ て無かったのではなかろうか。 さぁ、 そんな反抗的、 なのに尖り感が全く無い不思 議な僕の歌を聴きにきませんか? APIA40 には奇 数月に演らせてもらってます。 ぜひ見に来てくだ さい!!

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アードウルフ 夕暮れより。 ・当方、 Aardwolf( アードウルフ ) という 名義で ギター弾き語りにて活動しております。 横田惟 一郎と申します。 ・おそらく横田惟一郎で検索してもらった方が 遭遇は早いです。 「いいちろう」 と読みます。 ・オリジナル曲でギター持ってステージに立つ のは 4 年ほどになりますが、 ここ APIA40 ではま だ新人。 ・弾き語りにしてはリズミカルなギター。 ・でもまだまだ色々やりたいらしい。 ・命かけて産んでる歌詞。 ・もはや生理現象。 やめられない止まらない。 ・意味はわからなくてもいい。 ・なんか、 痛みでも熱でも響きでも伝わってれば いいと思う。 ・よく無口だねと言われますが、 毒舌だから黙っ ているのであります。 ふふふ。 ・自然と戯れるの好き。 原っぱと川と林とおっ きな空があればそれでいい。 ・蚊は絶滅していいと思う。 ・ハードコアバンドとブッキングを組まれたり する割にはカーディガンズとか好き。 カーディ ガンズ全部好み。 ・私生活では主にサニーデイサービスのラブソ ングのどストレートさに悶絶したりしている ( そのあとさらに Aquatimez で悶絶 ) ・最近、 獣というか鬼というか、 神様というか龍 というか、 人間ひとりひとりの内に棲んでいる 何かがいるのだと感じております。 ・そいつと、 遊びたいんだと思います。 ・遊んで遊んで、 遊び尽くしたいんだと思います。 ・今まで汚して踏みつけて、 ひどい目に合わして きたぶんも、 遊んで遊んであげたいと思います。 ・どうかあなたの内なる獣が、 ワルモノになりま せぬことを。 ・では、 どこかで出逢うことを願いまして。 ・願わくはここ APIA で逢えるといいですね。 ・アードウルフでした。 夜明けです。

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あたふたは久しぶりだ。 僕が APIA で歌 い始めたのは 2002 年の秋だった。 まだ APIA が渋谷にあった頃。 僕は三重県の 伊勢市から、 APIA にテープを送った。 僕は、 田舎で力仕事をしていた。 友川か ずきさんの歌を聴いて、 東京に憧れた。 イ ー タ ー と い う 雑 誌 で、 APIA の マ ス ターが友川さんのことを書いていた。 「いまだに彼を超えるミュージシャン はいない。 」 と。 その一文に触発され、 オーディションに受かったはいいが、 挫折の毎日だった。 僕は、 歌うたいの顔も持ち、 パチンコ打ちの顔 も持っていた。 ようは、 「パチンコで生活してみたい!」 という理 由が東京に来たもう一つの理由だったんだ。 【プレジー 3 吉プロフィール】 三重県伊勢市出身、 大阪専門学校時代、 パチンコ依存症になり、 自主退 学。 一年の失踪劇の末、 田舎に一時帰るも、 都会への夢捨てきれずに 旧 . 渋谷アピアのオーディションを受けて合格し、 2002 年秋より弾き 語りライブを開始。 2003 年に上京。 生き甲斐はパチンコと音楽。 元. パチンコ雑誌の作家の経歴を持ち、 アメーバブログに書いた自伝が話 題を呼んだ。 「いつか、 パチンコと音楽をひとつにしたい。 」 それを目 標に歌い続ける。 独自のドラムのような変則ギターと、 情念に逆らわ ない即興的なステージが印象的。 ロマンチストたれ、 が口癖である。 僕は、 自分の中に 「プレジー3吉」 と 「パチンコ P 3」 という二人の 人格を創り出した。 パチンコP3は雑誌で漫画の主人公になり、 プ レジー3吉を怒涛した。 歌うことを何度も辞めようとし、 何度も 現 .APIA 店長レイクに救われた。 歌うことに意味を感じなくなっ た頃もある。 でも僕のパチンコの支えが歌だと気付いた時、 すべて ふっきれた。 僕にしか歌えない、 小石の上に生きた僕の歌。 そうか、 二人は一人だったんだね。 今回、 念願の 1st アルバムを APIA から出させて頂く。 自分らしい 最高のアルバムが出来たと実感している。 僕の歌はゴミ箱から、 小 さな部屋から生れた歌だ。 正直な歌であり、 どこにも行かない歌だ。 僕の歌は演劇的だとか、 即興的と言われるが、 極限にそれを削って いる。 それは、 歌詞を知ってもらいたいからだ。 そして、 しょぼい アナログ感が欲しかった。 僕の歌は、 ぎりぎりの中で生れた歌ばか りなんだね。 空に舞いたい、 でも床に転がる歌たち。 PA の吉田さん、 ベースの野良犬君の助力あり、 ペルメージレーベ ルの名に恥じない一枚になっただろう。 この 1st に僕の生き様と、 出会った人々への全ての愛が詰まっている。 アイラブユー。 僕は あえて生れて初めてその言葉を綴ろう。 プレジー3吉とパチンコ P 3は同じ人物だったんだ。

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ヤコウ ここ最近 「はじめの一歩」 にはまっている。 知らない 人 は ほ と ん ど い な い だ ろ う け ど、 はじめの一歩は 1989 年から現在まで少年マガジンで連載が続いてい る、 コミックでは 100 巻を超える人気ボクシングマン ガだ。 この物語に出てくる個性豊かなボクサー達。 そ れぞれの戦い方、 生き方、 考え方、 背負っているものは 十人十色でその対比が面白い。 主人公は釣り船屋を 営む母親想いの孝行息子、 元いじめられっこ、 日本屈 指のハードパンチャー幕之内一歩。 クールで二枚目。 実のところ誰よりも気の強い一歩の最大のライバル。 必殺のカウンターをもつ宮田一郎。 元番長、 不良時代 は喧嘩でならした。 どつきあいが信条。 千堂武士。 死 神の異名をとる狂気のボクサー。 実は妹想い。 間柴了。 スケベ大王。 類まれなるボクシングセンスと積み重 ねた努力で世界タイトル二階級制覇を果たす鷹村守。 全て挙げていったらきりがないのでこれくらいに。 はじめの一歩の試合では個性と個性の対立がよく見 られる。 例えば、 、 基本に忠実 対 野性の感覚 ( 鴨川対 猫田、 鷹村対ブライアン・ホーク ) 不良 対 喧嘩知らず ( 千堂対一歩、 沢村対一歩 ) パワー 対 テクニック ( 一 歩対宮田、 今井対板垣 ) バカ 対 インテリ (鷹村対デ ビッド・イーグル) またパワー対パワー、 テクニック 対テクニック、 ワル対ワル、 など同系統の人物の張り 合いももちろんあってそれも面白い。 ボクサー達に とって試合の勝敗はもちろん大事なのだがマンガの 登場人物としてはいかに読者を魅了するか。 これも ステージに立つ人間もマンガのキャラクター同様自 分の美しさを比べ合っている。 いかに光っているか を比べ合っている。 美意識と美意識の決闘だ。 僕はそ のことをいつも考えている。 僕がここで好きなのは 弱いこと、 負けていることが強さというか、 美しさ、 かっこよさになってしまうところだ。 もちろん誰が 見ても綺麗なもの、 輝かしいものは美しい。 けど僕は 敗者の美を信じる。 優等生は美しいけれど不良の美っ てのもある。 女にモテればかっこいいがモテない男 のかっこつけ方もある。 素直な人間はどこでも受け 入れられるけど、 捻じ曲がったいびつさが綺麗なこと だってある。 また敗者同士も敗者同士で相容れるこ とは出来ず結局やりあわなきゃならない。 人とぶつ かってばっかりの不良がいれば、 喧嘩もできない根性 無しもいる。 英語でウィーザーと言ったりする。 無愛 想な嫌われ者もいれば自分の愛想の良さに嫌気が差 している人間もいる。 ロッケンロー!!と誰かが叫 んだら誰かはそれにつばを吐く。 重要。 必ずしもより魅力的な人物が試合の勝利を収 めるわけではないが、 それはそれで勝敗がある。 自分 も含め読者は結構マジメに登場人物達を愛したり憎 んだりしている。 マンガの舞台裏で役者である登場 人物達が張り合っている様を想像してしまうのだ。

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ブンガク ・ セイ 近頃は色白の線の細いいわゆる 「草食男子」 なるもの がロックの世界でも幅を利かせているようだけど、 そ うなると今度は血の気の濃い雄が黙っちゃいない。 カート・コバーンはマッチョイズムを否定したけど ニルヴァーナのサウンドも人によってはマッチョ ( と いうより暴力的なところだと思うが ) に見えたりする。 それぞれが自分の持っているものでやるしかない。 自分の信じる美を孤独に貫くしかないのだろう。 そ して敗者は結局敗者だからやっぱり醜い。 最後は勝 たなけりゃ結局は醜いまんまだ。 敗者の美意識でもっ て勝利しなけりゃならない。 覚えるものの自分に関しては 「練習はし過ぎないほ うがいい」 程度でまだまだこの道においては二流と 言わざるを得ない。 まずもって一度も負けたことの ない人間などはいないのだけど負けてもまだ勝ちた いやつが歌をうたうんだと思う。 ステージに立つこと。 それは僕が福島にいた頃からお世話になっているラ イブバーのマスター M さんに言わせれば 「不良行為」 。 友川カズキに言わせれば 「つばを吐く」 。 豊田道倫に 言わせれば 「ライフル構えて人に向けるようなもん」 なのだ。 僕はそれらの言葉に大いに共感するし、 言っ てしまえばそれが本質だと思っている。 不良の美し さにあこがれて生きてきて歌ってきた。 僕の場合結 僕が好きな言葉がひとつあって石川浩司さんのス テージは本人曰く 「一生懸命」 ではなく 「一所懸命」 だ そうだ。 本来意味は同じなのだけどここでの趣旨は、 石川さんは一生懸命、 つまり日々精進、 日々努力がで きないそうだ。 そんなことをしたらもうクスリに走っ てしまうそうで (※日々楽しく生きているようなので クスリには走っていないと思われる ) 日々だらけ、 ご ろごろし、 酒を飲んでいるらしい。 だからこそステー ジではありったけのものを出し惜しみなくやる。 そ んなものが認められる世界がどこにある?ボクシン グにおいては間違いなく敗退してしまうだろう ( い やそんなこともないのか?そういう天才もいるのか な )。 努力、 実直に対しての怠慢、 一点集中の反抗。 僕 はその勝利を何度も見てきた。 この考え方に共感を さぁ負け犬ども!この敗者復活戦大いに盛り上げて いこうじゃないか! 青二才の駄文にお付き合い頂き感謝致します。 そし て今回壇上に立たせて頂いたことにもお礼を。 ゆの 様どうもありがとう。 最後に拡声器片手に腹の底か ら一言。 局酷いものになってしまった気がしている ( おっと、 また後ろを向く癖が!いかんいかん。 。 )。 でもいいの さ。 こちとら煮え切らないものがあるんだ。 それで思 考停止。 ヤリたいからヤル。

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「生活と歌」 2014 年 9 月、 一通のメールが届いた。 歌は生活だと思う。 生きていれば誰もが活動する、 「コラムを書きませんか?」 愛も夢も悲しみも絶望も希望も、 それぞれの視点 でそれぞれの歌を歌う。 死ぬまで歌い続けていこ 同じメールは昨年にも届いた。 そう、 この情報誌 『あたふた』 のコラムで、 生まれてはじめての執筆 はまさに 【あたふた】 しながら書いたのを覚えてい る。 それから一年、 もうなのかまだなのか体感として 様々だと思うが、 僕としてはあっという間だった。 なんつってな。 だから何だよ?ってか、 ワンマンラ アピア 40 のステージに立ったのは、 2013 年の 4 月。 新たなスタートを切るつもりでステージに立った。 それ以前は一年に一度ライブがあればいい様なバ ンドをやっていて、 メンバーは誰もいなくなり、 残ったのは自分と 『わらの犬達』 という名前。 音楽 をやめるのか、 続けるのかそんな事ばかり考えて いた。 音楽でやっていくんだ!と意気込んで大学を中退 したものの、 バイトしては飲み歩き 「あのバンドは クソだね」 「絶対売れるよ俺」 などとほざいては何 かをやっている気になっていた。 二日酔いの頭の 中どんどん消えていく昨夜の自信。 明日から頑張 ろうの繰り返し。 そろそろいい歳だし安定した仕 事でも探すか、 、 そんな時期だった。 そんな、 ごちゃごちゃと悩んでいた時ふと思った。 「あれ?今日まで何をしてきたんだろう。 なんにも してなかったじゃないか」 となんにもしてないか ら悩んでいたんだ、 ちゃんと音楽をやらないと何 処にも進めないんじゃないか、 そう思い弾き語り でひとり始めようと決めステージに立った。 イブやるっていう話だよ! 11 月 23 日 ( 日 ) 場所は もちろんアピア 40。 タイトルは 「LIFE SONGS」 生 活の歌達を届けるお! 「書きます」 と 数日後、 返信を送った。 うじゃないか。

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CD の所有枚数は 2000 枚を超える CD ジャンキーのマー ブル後藤 (a.k.a. ごとうはるか / アピア 40 スタッフ / ホー ミータイツ ) が、mp3 全盛のこの時代にさすがに整頓する かとちょこちょこ処分を始めた折、これだけは手放すま い!と決めたマイ・ゴールド・ディスクを誰からも要望が ないので自らご紹介。 今回でこの連載は 13 回目となります。 つまり 1 年間続い ( てしまっ ) たということになりま すね。 大量の CD を処分するという試みからス タートしたこの連載ですが、 手持ちの CD は減 るどころかますます増えてたりして…。 中に は全く聴いていないものもあったりして、 果 暮らしを満たすことによって、 我に返るスキ マを埋めるのです。 …僕の “CD 買っちゃう癖” はそんな高尚な思想に基づいているわけでは な い で す が、 それに近い哲学を学んだのは TOMOVSKY さんの 「我に返るスキマを埋めろ 」 という曲からでした。 トモさんの歌詞は、 目 たして僕は CD を聴きたくて買っているのか、 からウロコの連続というか、 その手があった それとも単に買いたいだけなのか。 いずれに せよ、 そこにあるワクワクする気持ちに僕は お金を払っているのかもしれません。 こんま り先生 ( 片づけコンサルタント・近藤麻理恵先 生 ) も言っているように、 自分がときめく物に 囲まれて暮らすことはとても大事なことだと 僕も思います。 ときめきにあふれた物たちで 自分の周りを満たして、 そのときめきの中で のみ生きていく。 それが例え、 妄想の中に逃げ 込んでいるだけだと非難されたとしても、 そ のまま人生を逃げ切ってしまえばそれで勝ち だと思うのです。 幻想と妄想と錯覚で自分の か!これでよかったのか!という発見と驚き の連続で、 とても勇気づけられます。 “前向き に後ろ歩き” あるいは “後ろ向きに前進” 、 そん な天の邪鬼なアティチュードにあふれていま す。 本作のバックの演奏はサード・クラス+大 木温之 (The ピーズ、 TOMOVSKY の双子の兄 ) で、 これがまた心躍る素晴らしい演奏なので す。 落ち込んだときや何かに迷ったとき、 つま り我に返りそうになったとき、 僕はこの曲を 聴き、 その度に目頭を熱くしながら、 そのスキ マを埋めています。 僕の人生のアンセムです。 これは手放すわけにはいきません。

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